【S17使用構築】命中不安定コントロール【最高最終2000】
初めまして、みさきちです。
今回かねてからの目標であったルカリオ入り2000を達成したので構築記事を書いてみることにしました。
レートも構築も記事も大したものではありませんが、見ていただけると嬉しいです。
使用した並びはこちら、TNはRailgunです。
所謂ボルトランドコントロールと言われる並びを軸にルカリオの高火力技を押し付けていくのがコンセプトです。
細かい部分は以下の個体解説で適当に。採用順です。
※以下常体
【個体解説】
ルカリオ@ナイト(メガ前特性:正義の心)
145-197(252)-109(4)-x-90-180(252) ※メガ後
インファ/アイテ/バレット/神速→レンチ
構築のエース。
瞬間火力と安定した格闘技をもてる物理型での採用。ガルーラを一方的に吹き飛ばせる(同速負けは運負け)。
ガルーラ入りにほぼ入っているゲンガーへの先制打点としてバレットパンチは切ることが出来ず、神速を打つ機会が殆どなかったこと、後述する霊獣ボルトが毒守ボルトに勝てないこと、気持ち増加していた鉢巻ガブへの足掻きとして冷凍パンチを採用した。
ゲンガーはバレットパンチのみで処理できるように立ち回っていた。
基本的に初手には投げずサイクルの中で投げていく。
選出率3位。
霊獣ボルトロス@拘りスカーフ
167-x-98-205-100-138(妥協個体)
10万/めざ氷/気合玉/ボルチェン
コントロールの片割れ。
ランドロスと違い4倍弱点がないためガルーラ入りにも気持ち出しやすい。技範囲の広さと持ち物から驚異の選出率と先発性能を誇る。
ボルチェンはあくまで相手の交代に合わせ打つ。
水地面などの完封されるポケモンがいる時以外ほぼ出していた。
裏に地面タイプがいる場合、常に交代読みを強いられるポケモン。たまにはヤンキーも必要。
選出率1位。
霊獣ランドロス@チョッキ
191-185-130-x-101-124(妥協個体)
地震/岩封/叩き/蜻蛉
片割れ2。相変わらずの過労死枠。
本来のゴツメではなく特殊も相手できるようチョッキを持たせている。
Bに厚く割いているのはボルトランドルカリオと出したい時に相手のPTにバシャーモがいるとフレドラされてるだけで全員消されるから。
フレドラ火傷で調整を台無しにするワン公。
代償にD方面が若干薄いが、乱数が変わるサザンやボルトに対して周りが戦えるため困ったこともなかった。
対面構築には出さない(というより出せない)ため、レート帯が上がるほど出番は減少。
一応準速ガッサを抜いているがガッサ入りに対し投げることがあまりなかったので変更の余地ありかもしれない。
選出率4位。
クチート@ナイト
155(236)-172(252)-147(12)-x-116(4)-71(4) ※メガ後
じゃれ/叩き/不意/剣舞
ルカリオが出せない時の高火力押しつけアタッカーとして採用。
最初はリザードン等を考えていたが、ルカリオと同時に出したくなることや、スカガブに一方的に嬲られることが容易に想像できた。
そこで弱点がルカリオと被っていることで同時選出を自然に避けられ、かつ攻撃面で見れる範囲が全く異なり竜の一環を切れるクチートを採用した。
ミラー意識の炎牙が欲しい時もあったが、鈍足をカバーするための不意打ちでの縛り性能を考え剣舞は切れなかった。
ルカリオとクチート、どっちを通していくかを選出段階で考えるのが少し楽しくもあった。
選出率5位。
227(252)-x-189(252)-95-150-106(4)
サイキネ/トリル/月の光/三日月の舞
クチートといい並びをつくれ、ここまででつらいバシャとマンムーを始めとする物理アタッカーを見れる枠。
ウェポンはバシャに積まれないためのサイコキネシス。
普通は月の光を切ってレイビを持たせる型が多いが、主にマンムー入りに対しどうしてもこいつで粘らなければいけない時があるため月の光を採用している。
クチートを出すときはトリルをメインに…と考えていたが、実際は全くといっていいほど出していなかった(104戦中6戦)。
しかし選出誘導能力の高さから切ることは最後まで出来なかった。出した対戦は三日舞しかしてなかった。
余りをSに振っているが、ふつうにDでいい。
選出率6位。
ファイアロー@命の珠
173(156)-133(252)-92(4)-x-90(4)-173(92)
ブレバ/鬼火/剣舞/羽休め
最後に入ってきたポケモン。
ランドが出せない時に、相手の物理を誤魔化せるポケモンとして採用。
ここまでのポケモンがトリルクチートに5タテされるのでクチート入りにはほぼほぼ出していた。
フレドラを打ちたいポケモンには基本ルカリオが強いため鬼火にしている。
こいつを出すときはボルトアロー+ルカリオorクチートとなることが多く、不利対面で交代できないため対面性能とフィニッシャー性能を高めるために剣舞と火力アップアイテムを持たせている。
選出率2位。
【基本選出】
基本的にボルトルカリオアロー。対面的な動きに多少のサイクル要素を加えた選出。
アローが出しにくい場合、サイクル出来そうな場合はランド
【重い?ポケモン】
カバルドン。100%出てくる。無理やり倒すしかない。HDの起点づくりの方がマシだがステロぶっ刺さりなのであくまでマシなだけ。
マンムー。襷以外は(ルカリオの餌なので)どうでもいいのだが結構裏にいる。マンマン構築では有利対面気合玉。
裏から出てくる鉢巻アロー。無理。鉢巻だけでなくアローが割とミラーで負けていた印象なのでSを179に伸ばすことも検討していた。
FCロトム。よく出てくるが、交代に合わせボルチェンすればルカリオで葬れるのでプレミした1戦以外負けなし。
ガルゲン構築はゲンガーの方がやや多い。
10万バレットは中乱くらい。10万でいい乱数引ければ落とせる。
ガルーラは先発以外では基本来ないので来たら気合玉当てるゲーム。ASなら10万ブレバで一応縛れるが、ボルトルカリオアローの場合裏がなんでもかなりきついので気合玉打ちたい。
選出の段階で、最終的にどのポケモンを通していくか考え、邪魔になるポケモンを周りで削っていく動きをする。基本的にはルカリオだが、PTによってはルカリオを雑に使って霊獣ボルトやアローの一環を取りに行ったりもする。
見てわかる通り、クレセリア以外のポケモンが命中不安定技を抱えているため自覚次第で勝敗が容易に決する。
また、ルカリオが止まるクレセリア・ギルガルド等と、クチートが止まるキノガッサ・ヒードラン・火ロトム等が両方いるPTに対してはどっちが来るのか予測して選出しなければならないため非常に選出と立ち回りが窮屈になる。
クレセドラン相手のみルカリオを出すと決めており、ボルトルカリオアローで回してクレセをアローで強引に突破するというかなり無理なことをしていた。
しかし、ルカリオ入りの2メガ構築は基本的にルカリオの選出率が低くなるものだが、今回のPTでは圧倒的にルカリオを多く選出出来ており、勝率もよかったため、その点に関してはよかったと思っている(ルカリオの選出率が6.4割、クチートの選出率が2.5割ほど)。
勝敗は68勝36敗。
1850から2000までは15勝6敗でした。
最後になりますが、ここまで読んでくださった皆様、今シーズン対戦してくださった皆様、本当にありがとうございました。
サン・ムーンでもレート対戦は続けたいと思うので、新作でお会いしましょう。
メガなくならないで;;;
質問等は@Scharlachro_tまで