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S3:命中不安定コントロール改

原案:【S17使用構築】命中不安定コントロール【最高最終2000】 - 命中不安はコントロールできない

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はじめにわざわざ当記事を見に来てくださった方に深く感謝致します。

以下、暫く常体。


例によって地面技で一撃死するルカリオと組み合わせる電気は浮きたいのでカプ・コケコではなく霊獣ボルトロス
本来なら解禁されたメガクチートを使いたかったが、Z技の登場によりトリルを絡めなければ6世代程の活躍が見込めず、かつ同じくZ技によりギルガルドに対し不利を取る対面となってしまったため、採用を見送った。(実際には似たような並びでクチートを採用して高レートのPTもあったため真偽は不明)

ボルトランドルカリオに一貫する炎をはじめとした物理を受けるポケモンとしてカプ・レヒレまではすぐに決まったが、クチートの枠とファイアローの枠に永遠と悩んだ。

対戦を繰り返す中で、初手の襷マンムー+カプ・コケコのようなPTに対して選出が窮屈になることに気付いた。
原案の構築では初手の襷マンムーに対してクチートで削り裏で詰めるorぴょんぴょんする、アローで鬼火を入れて剣舞して裏に一撃かますの2パターンで十二分に仕事をさせないことで崩していた。

そこで似たような展開ができ、増えていた初手アシレーヌに対するコマとしてカプ・テテフを採用。
PFによりルカリオの先制技が縛られ少し困ることもあったが、基本的に初手で投げて捨てることを意識していた(原案の初手アローと同じ動き)。
カバリザコケコのようなPTに対しても投げていけたためよかったと思う。

最後の枠はテテフが襷をもつことで初手または超技を受けにくるギルガルドへ強引な削りができることで、ガルドへ絶対的優位をもつポケモンではなく、ここまでの5匹でルカリオしか崩せない鋼や、火力による押し付けができるポケモンを求めていた。
色々使ったが、最終3日前くらいにカイリューに辿り着いた。


以下、簡潔に個体解説。採用順。


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メガルカリオ@ナイト
145-195(236)-108-163(20)-81-180(252)
インファ/ラスカ/真空波→身代り/バレット

C:ラスカで無振りカプ・テテフ確1

いつもの。
後述の霊獣ボルトと組み合わせることでコケコランドグロスを崩しにいける両刀A火力重視。
真空波を打ちたい相手がドリュウズゲッコウガしかいなかったため、ミミッキュに安定し有利対面などでアド(ここでいうアドは紙耐久のルカリオにとってはSラインの確認や立ち回りに生まれるちょっとした余裕程度の話)をとれる身代りを搭載した。
身代り搭載の期間が少ないためデータが足りないが、体感身代りの方が役立ったと思う。

PTによってはAを削り耐久に回したり、身代りではなくレンチやエッジも選択肢に入ると思われる。


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霊獣ボルトロス@スカーフ
175(164)-x-96(44)-205(172)-102(12)-136(116)
10万/めざ氷/気合玉/ボルチェン

HB:197爪レンチ14/16耐え

HD:200PFサイキネ15/16耐え

C:めざ氷でD4ガブリアス14/16で1発

S:スカーフ込みで準速フェローチェ抜き

片割れ。
前も書いたかもしれないが、スカーフの霊獣ボルトロスは耐久がある程度ないと満足する活躍を見込めないので控えめS調整。
臆病最速にすることで舞われたリザや、この型では抜けないギャラの上を取ることができるが、ギャラはともかくリザは極力舞う隙を与えないよう、他の枠の型や技構成を考え、舞われた(特にニトチャ)場合は負けと割り切っていた。
全てはガブリアスをワンパンしたいがためであり、実際に臆病なら勝ってた展開はほぼほぼなかったため個人的にはいいと思っている。

ルカリオの解説で少し書いたが、156ミミッキュのZシャドクロや216メガマンダの一舞地震を15/16で耐えてくるHBDが165-175-131or167-172-131のラインのメガメタグロスに対して、205ボルチェン+195インファで最低165ダメージ、前者であれば確定、後者でも253/256で落とすことが可能。ルカリオを耐久振りから変えたのはこの為である。
メタグロスと霊獣ボルトの対面は、電気Zやスカーフで上から殴られることを考慮すると交代読み地震は余りに勇気がありすぎる行動であり、実際レンチしか打たれず、このパターンで数多くのメガメタグロスを葬った。


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霊獣ランドロス@チョッキ
195(244)-188(44)-111(4)-x-124(188)-115(28)
地震/封じ/叩き/蜻蛉

A:地震でB4ガブリアス確2

HD:200PFサイキネ93.7%で2耐え(急所非)

片割れ2。
変えるならこの枠かと思っている。
というのも原案のPTと同じく、本来ランドの役割であるカプ・コケコやガブリアスに対して誤魔化せる枠が入ってしまうと縦の並びと交換読みでギリギリ崩しにいける程度のスペックをもった並びができてしまうため、テッカグヤナットレイカバルドン等の対面してしまえば余裕のある行動を許すポケモンがいるPTに出したくないと考えてしまうためである。

そこで増えていたランド対面で有利を取れる、剣舞やビルドのZランドを考察していたが、時間がなく試す機会がなかった。
選出率に差があるのは当然のこととはいえ、最終日もこいつはそこまで選出することはなかったのできつい並びをこいつで崩せれば、と思う。


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カプ・レヒレ@カプZ
175(236)-x-177(204)-116(4)-151(4)-113(60)
波乗り/ムンフォ/挑発/自然の怒り

クッション。
最初はS2で使用していた水Zを使っていたが、ナットレイがいなくなったことで十二分にカプ・テテフや高速電気を受けることができなくなった(ケアはランド)ため、サイクルの中で更なる強引な削りが必要になった。
しかしクッションとしての重要性、水枠(主に地面炎の処理)としての役割はより増したため、カプZを採用し耐久ベースに変えた。

調整は割と適当でSラインを少し伸ばしてみただけなので変更の余地あり。
カプZの使用感としては火力のなさからか、居座られて予定が狂うこともあったりしたが悪くはなかったと思う。
このPTで重い、レヒレ対面で舞ってくるカイリューウルガモスを無理やり削り倒す。
反面、火力がかなり下がりHDカバに苦戦するレベルである。


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カプ・テテフ@襷
145-x-96(4)-182(252)-135-161(252)
サイキネ/ムンフォ/ショック/シャドボ

初手の襷マンムーやランドの出せないコケコ入りPT、テテフミラーで強引な削りのできるコマ。
臆病であるのは、アドを取られガチなミミッキュに対し上から殴りたかったため。ついでに意地リザとか抜けたら美味しい。

PFと襷により多くのポケモンに対して上から2回行動することができ、安易な受けを許さない超技の火力によって3ターン目まで生き残ることが可能。
相手の先制技を封じることで火力の低さをある程度誤魔化すことができるが、前述の通り、場を離れた後もルカリオや後述のカイリューの先制技も縛ってしまうため立ち回りとターン管理が重要。

キネシスとショック両採用である理由は、キネシスでは無振りミミッキュが落ちないため。ショックでも11/16と信用できない乱数でしか落とせない。
シャドボかめざ炎か迷ったが、ギルガルドへの強引な削りやメタグロスを意識してシャドボを採用した。


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カイリュー@地面Z
179(100)-204(252)-115-127(52)-121(4)-101(100)
地震/炎P/神速/流星群

A:地面Zで167-170ギルガルド14/16

C:171-110メガボーマンダを流星群で15/16

S:無振り80族+1(補正なし+1)

あらぶるデブ。地雷枠。
役割の都合上、打ち分けできる型でガルドをワンパンしてほしかった。しかし、現環境において竜技で拘ってしまうのはとても弱い行動であるため逆鱗は使えない。
ドラゴンダイブは命中に不安がありすぎで、特にマンダやリザに舞われると止めにくいPTであることから除外。クローは火力がなさすぎるため除外。
そこで流星群の採用を検討。
しかし、大文字Zではギルガルドを落とすことはできず、火力不足かつ命中不安。他のナットレイテッカグヤに対しても炎Pと大文字ではダメージが然程変わらず、常に15%の負け筋が付きまとうことを考え採用は断念。
よって、両刀勇敢カイリューという頭のおかしいポケモンが大真面目に生まれた。

Sに下降補正をかけた理由は、AとCに振り更にはAに補正をかけなければいけない(後述)以上、80族という微妙なSで明確に抜きたいポケモンがいなかったためである(強いて言うなら最速カグヤ)。

Aは特化しなければ地面Zでギルガルドが落とせないので特化。それでも乱数。ガルド硬すぎ○んでくれ。
Cは竜に対する最低限の火力にとどめ、Sに下降補正が入っているとわかる(90~100のポケモンに抜かれる等)と崩しに影響が出るため、補正なし+1まで伸ばし残りはHに振った。

前述の通り最終日間近に急いで孵化して育成したポケモンのため調整、特に耐久ラインは適当である。
BやDに振ることでラインが変わってくるポケモンもいるかもしれないので改善の余地あり。

使用したのは最終日前日と最終日の1800~2000までの30試合程度だったが、地面技と炎技の両採用が考慮されずカグヤ入りやブルル入りを崩せたり、地面技をみて死に出しで出てきたボーマンダを吹き飛ばしたりと思った通りの活躍をしてくれた。

肝心の地面Zはシュカコケコを貫通して吹き飛ばしたりできたが、ギルガルドへはマッチングの都合もあり1回しか打つことがなく、しかも逃げられたので泣いた。



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結果としては最高1998。最終1951であり、またしても2000にすら到達することができなかった。

このPTは運が絡めば2000に乗せるだけのポテンシャルはもっていると考えている。
しかし、構築名にもある通りこのPTは不安定である。
原案では命中不安による不安定性にしか触れていなかったが、このPTでは特に、選出・立ち回り・無理なポケモンや並びの多さ等による不安定性も極めて高い。

簡単な点でいえば、既に気付いた方も大勢いると思われるが、思念の頭突きグロスは切っている。
一応メガ前でもルカリオは197爪思念をそれなりの乱数で耐えることができるが、ルカリオがここまで削れてしまうとインファにあわせてゴツメランドロス等に引かれるだけで負ける。
他にもカバルドンへの処理が曖昧だったり、常に霊獣ボルトが裏を意識した技を選ばなければいけないにも関わらず安定した引き先がいなかったり、受けループが崩せなかったり(これに関しては自分が下手なだけの可能性も高い)、バトン構築に業運を発揮するしかなかったりと、選出やPT段階でキツいことが余りにも多いと思われる。

より高レートへ到達するPTは、完成された並びや技構成が多く、より洗練されている。
自分もただ使いたい並びやポケモンを並べるだけでなく、そういうことをもっと意識していかなければサンムーン環境では勝てないのかもしれないと思った。


最後に改めて、ツイートもしてない当記事をわざわざ見に来てくださった方ありがとうございます。



質問等は@Scharlachro_tまで